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2017年6月13日 (火)

九十一 プルミエプリ取得

 和声の試験結果が発表になった。

 中級、モワイアン。確か七十点以上が合格とされたが、私は八十一.五点でプリをとった。嬉しい!これで、やっと全教科合格となり、プルミエプリの証書がもらえることになったのだ。ただしこの証書を授与するまでには、結局一年ほどかかった。さすがはヨーロッパ、遅すぎる。

 まず、実家に電話をかけてみたが、妹しかいなかった。ユリコは喜んでくれたと思う。それから、師匠、Mr.カワソメに報告。先生もとても喜んでくれて、同時に、今年留学するつもりがうまくいかなかった後輩がいるんだと話してくれる。残念でしたね、と言うと、まァ、今までの留学生とはちょっと違うタイプだったからなァ。お前たちみたいに、太々しさと毒々しさもないしな。と言うので、失礼しちゃうねェと応えると、ニヤニヤと笑っておられた。

「お前、日本に帰国したら、絶対にリサイタル開けよ。就職とか、こだわらんでもいいから。自由にやれ。」

と、二十分くらい話して切った。

 次の日、奈良先生とアキカさんに報告。母とも話した。母はとても喜んでくれて、
「やっぱり、残って良かったでしょう!人の言うことに惑わされないで、自分で決めたから、後悔もしなかったでしょう!」
と、胸を張って言っていて、なんだかとても可愛らしかった。

 父からは夜中に電話をもらい、家族からのお祝い寄せ書きファックスを送ってくれる。

 よっちゃんと、その仕事先の仲間からは、合格祝いに握り寿司をいただいた。

 次の和声の授業では、メルクス先生に答え合わせをしてもらった。先生の評価としては、ソプラノ課題四十四点、バス課題四十点、合わせて八十四点ということであった。

 ミスをしやすいポイントはまぬがれているし、あまり人の使わない和音も使っている、と褒められたが、何ヶ所か寂しい和音や、鋭すぎる和音を使ってしまっていて、導音が変移動した点と、五度の和音が突っ込んでしまっていた点を指摘された。残念。今度からは気をつけよう。と思う私。本当に勉強になる。マンツーマンで、こんなにも丁寧に授業を受けることなど、日本ではできなかった。ヨーロッパ万歳である。

 さて、和声はめでたく合格となったが、私の目標は卒業証書だけではなかった。ディプロムスーペリウールのピアノ実技は迫っている。残りあと何日か、というところで、コンチェルトのリハーサル、その他の曲のリハーサルと、別々に会場を貸し切って行われた。そして学生同士で集まってのリハーサルも。

 私たちは、最後の追い込みで真剣勝負であった。

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