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2017年6月 9日 (金)

八十七 和声中級バス試験

 六時半起床、七時半のバスでコンセルヴァトワールへ。

 和声、中級モワイアン、バス課題の試験日である。

 この日は日曜だったので空いていて、十分で到着してしまった。コンセルヴァトワールの前には何人か学生が来ていて、ユキも後からやって来た。

 私は一人離れて、中庭を通り、C館へ。窓が開けられてとても気分良く、試験もはかどった。

 今年のバス課題は簡単だった。いや、私が以前よりもレベルアップしていたせいかもしれないが、とにかく、私は余裕で、時間を持て余し、バルトークなどを呑気に弾きながらやっていた。十一時にはもう出来上がっていたが、念のためになんだかんだとねばり、結局二時過ぎまでかけて作った。途中、お弁当を食べていたら、大きな口を開けたその瞬間に見回りの先生が入ってきて、「セ・ボン?(うまいか?)」と笑われたのを覚えている。

 この日は二十キロマラソンの日だったので、帰りはバスがなく、えらく苦労をして遠回りしながら帰宅する。その上帰って来ると家の目の前ではフェスティバルをやっていて、うるさくって昼寝ができなかった。玄関のドアを開けたらちょうど犬の曲芸の広場のど真ん中と化していて、たまげた。

 後日、私はメルクス先生の授業で試験課題について質問をし、知らなかった禁則をおかしてしまったようで、多少しょんぼりしたが、まあそれも勉強だと思って諦める。

 お次は六月のソプラノ課題。これで、今年、晴れてプルミエプリの卒業証書が取れるかが決まるのである。それでも私は特別気負うこともなく、和声に関してはマイペースに勉強を進めていた。

 それよりも、迫ってくるピアノ実技試験の恐怖に、私は日に日に追い詰められてくるのである。

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